私は2000年に大野城市に越してきましたが、先に結婚した同級生たちから 春日、大野城、太宰府には中学校の給食がないよと聞かされていました。その頃の私には何のことだかピンときませんでした。筑紫野市出身の私は、給食は当然そのうちに始まると思っていました。
給食が全てよかったとは言いません。私はキャベツの芯が嫌いで、キャベツの芯が入ってるとイヤでしたが、大量に作るので仕方ないなと思って食べてました。休んだ子の家にパンを届けたり、私の子どもの頃はそんな時代でした。今とは随分違うでしょうね。
声に出して言わないと伝わらないことがある。特に、生活者の声、働く女性の思いは、声を出して伝えないと、男性にはわからない、そう思います。でも男性でもわかってくれる人はわかってくれます。黙ってそのうち良くなるだろうと思っているだけでは良くならない。これは給食の問題だけに限りません。
古き良き伝統は守りたい。でも悪しき因習は意識して変えていかなければならないと思うのです。
誰かにとって都合のよいシステムも、誰かを犠牲にしているなら、声をあげて変えなければならないと思います。