【全編字幕】大野城市 ながとし恭子 スピーチ
坂田昌子さん「給食の時間を命のつながりを感じる時間へ ー生物多様性からみた子どもたちの食ー」
2021年7月31日@春日公園内パークステーション
【全文書き起こし】
ここは春日市ですがすぐお隣の大野城市でつい最近
学校給食を大きな公約の柱として大野城市長戦に
挑む決意をされた、ながとし恭子さん来てもらっています”
私も全力で今応援に入っているとこなんですけれども
今日ちょっとあの一言挨拶をということで時間を取って
おりますのでよろしくお願いします”
はいあの今ご紹介にあずかりました
ながとし恭子といいます”
本当に給食なんです、でなぜ給食かって言うと”
私はあの生活保護のケースワーカーもしました”
“でもう一日一食、まともな食事が
給食だけっていう子供も知ってますし”
その後ホームレスの支援もやりました”
その時に20代の男の子が、やっぱ中学時代
母親が弁当を作ってくれないし、お金もないんで”
水道の水を飲んで、教室にいられないから
校庭で時間を潰してたと言ってたのをもう聞いて”
とにかく私にとっての給食は腹を膨らます
と言うか腹いっぱいになるための給食という”
元々はそういう発想でしたね”
将来的には、その給食費が払えないとか
それで悲しい思いをする子供がいないようにって”
“無償化したいというような思いもありましたけど”
本当言ってわたし、有機化オーガニック化って言うと
やっぱりちょっと言われるように贅沢かなと”
本当言うと思ってたんです”
でも、困窮家庭の子どもたちの学習支援とかに
ちょっと関わってると、よく子供が骨折するんですよね”
“私骨折したことないし子供も骨折したことないけど
「え、また骨折したの?」っていうこともあったり”
あとホームレスの子供・人たちもですね
結構身体弱くってよく風邪ひくんですよね”
「うん」でやっぱりその培った家庭環境だとか
ちゃんとした食事をしてなかったっていうのが影響して”
そういうのが体を作っているから
やっぱりアレルギーの子もいたし”
でその子達に、やっぱりね自己責任だの
自助だって自分で頑張れ頑張れって言っても”
身体ついていかないですよね”
働け働けって言われても”
まあそういう意味で給食は
もうただ食べるためだけじゃなくて”
やはり有機化も必要だし、無償化も必要だし”
そして私たちにやっぱ食についても
考えなきゃいけないんだなということを”
この2ヶ月の間で私も学びました”
なぜこうなってるのかと思うのがやはりですね”
日本の、こう考え方の主軸になってる
高度成長期を経験した、年配の男性ですね主に”
政治を主に動くかしてきて、いい思いをしてきて何でも
経済経済、金が回らんとあんたたちどうするんねと”
原発にしても電気が止まったらどうするんねと
そういうので私たちは脅かされすぎていたけど”
それよりももっと根本的な人が生きる、その多様な
生物の一部として生きる自分達を大切にしていく”
その自分だけじゃなくて周りの関係も大切にしていく
そういう考え方に大転換しなきゃいけない”
時じゃないかなと、あの本当にね私最初ほんと
給食のこととかぐらいしかと、あと対話ですね”
そういう事しか思ってなかったんだけど価値観を
大きく変えるべき時じゃないかと思うようになりました”
頑張りたいと思います
ちょっと長くなりましたけど、よろしくお願いします”