大野城市議会議員 ながとし恭子 通信 2025年秋号
堤かなめ新市長が誕生しました!
女性なら誰でもよかったわけではありません。堤かなめ氏は、これまで培ってきた県議会議員、 衆議院議員の経験とネットワークを活かして、明るくしなやかに大野城市を良い方向にアップデー トしてくれると思います。市民の皆さまのご支援と見守り、そして市政の監視をどうぞよろし くお願いします。
大野城市をもっともっと暮らしやすくあたたかい町に、一緒にアップデート していきましょう!
初日に市長の所信表明が行われました。
新しい教育長が決まりました!
前任者の市長選への立候補で約4か月空席になっていた教育長の職に、元主浩一(もとぬしこういち)氏(68)が決まりました。(11月10日付就任)教育委員会は課題が山積しています。教員人事等これから新年度に向けた業務もたくさんあります。教育長が決まってひとまず安心です。
元主氏は福岡教育大学卒業の中学校の社会科教師で、5年間校長をされています。荒れて教育困難校とされていた東光中学校で『学び合い』という教育手法を取り入れ、ICT機器も積極的に活用して、不登校生徒が減少し、遅刻者ゼロの日数を増加させ、学力も向上させた実績があります。
かつて生徒を力で押さえつける指導をしていたが、生徒たちに伝わらなかったことを反省して、『学び合い』に取り組むようになったとのことです。今後の手腕に期待しています。
教育長の審議結果(賛成11反対8)

「日本政府に核兵器禁止条約の締結等への対応を求める意見書の提出を求める請願」を採択し、国に意見書を提出しました!
6月議会と同様の請願が9月議会で全会一致で採択されました。核兵器禁止は、平和を希求する世界中の人々の悲願です。今回の請願者はNPO法人筑紫原爆被害者の会で、前回の筑紫平和・人権センターと異なり、請願内容の表現も微妙に違います。前回なぜ不採択だったのか理由を上手く説明できませんが、とにかく日本政府に意見書を提出できて良かったです。
「今後の学校給食のあり方に関する調査特別委員会」が設置されました
市内の学校給食について、現状及び今後のあり方を調査・研究する特別調査委員会が設置されました。私は必要だとは思いませんが、あえて反対もしませんでした。今後何をするのか見守ってください。
一般質問
令和7年第5回9月定例会(4日目)一般質問 ②永利恭子
『魅力ある職場づくりを市民サービスの向上に繋げる』
職場環境の改善について
【職員数】病休職員の増加を受けて市職員の条例定数は590人に増えましたが、実人数 R5…459名 R6…459名 R7…453名 逆に減っています。災害等の際は正規職員が頼りです。採用計画の見直しを求めました。
【時間外勤務】R6年度
月80時間以上……延べ47人、実人数30人
月100時間以上……延べ14人、実人数13人
デッドラインを超える超過勤務は何としても無くさなくてはなりません。
【年次休暇取得日】R6年度
平均14.6日10日未満……132人
休みが取れていない職員が多い気がします。
【管理職に占める女性職員の割合】
R6……18.5%R7……17.2%
(参考:春日市R6……29.4%R7……28.0%)
会計年度任用職員について
(1)相対的に給与水準が低い会計年度任用職員が多く、その女性の割合も高いため、女性の給与は男性より低いです。男女給与の差異女性は男性の70.3%
(2)国が方針を変え、原則2回までとされていた再採用の回数制限が削除されたため、本市も回数制限を無くせないかと思い質問。専門職等人材確保が難しい職種については選考による任用の更新回数を今後見直す必要もあるとの回答でした。
(3)立川市の例を出して、会計年度任用職員を対象とした採用試験を実施し、正規職員として採
用できないか質問。本市の求める行政経験を考慮の上、国や他自治体の事例を参考に調査研
究を進めるとの回答でした。
ハラスメント条例について
本市では第三者調査委員会から5件のハラスメントを認定されたことを受けて、条例を作るとのことです。
私は市役所関連に対象を絞った具体的で実効性のある条例を作るべきだと考え質問しましたが、職員、市民、事業所勤務者等本市に関わる全ての人を対象とした基本理念の条例を作るという市の見解は変わりませんでした。
『誰ひとり取り残さない中学校全員給食に向けて』
私が大野城市政に関わるきっかけになった中学校全員給食の実現を公約にした市長が当選されたことを、心強く思います。
給食だけが1日のうちでまともな食事の子ども、ネグレクトでお弁当を作ってもらえず昼食時間は水道水を飲んで空腹を紛らわせていた子どもが、現代にもいるのです。私にとっては、注文忘れなどでお昼ごはんが食べられない欠食が生じないことが、全員制を求める一番の理由です。
欠食に関する実態調査が行われ、調査期間5日間で88個ものランチが手をつけられないまま廃棄されたことがわかりました。注文していたけれど当日休んで取り消さなかった人がいたり、注文忘れなどに備えて予備のランチを用意していることが、捨てられる数が多い原因です。このことは給食費の無償化では解決できません。
注文の必要のない、つぎ分けする食缶式の全員制給食をスタートラインにして、先行事例や専門家の意見を参考に、より良い制度にしてほしいと思っています。
最近読んだ本のご紹介

「バカなフリして生きるのやめた10代から考える性差別・性暴力」
仁藤夢乃著(新日本出版社)
家が安心できる居場所ではない子どもたち。心を殺して生きている。非人道的な金の暴力。買う側を罰する「買春処罰法」が必要だ。
PHOTOGRAPH
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毎月(第1、3火曜日)17:30~18:00 天神パルコ前 -

必ず選挙に行こう! -

11月1日議会見学 -

視察先の岡山県高梁市役所 非核平和宣言都市のプレート -

FEMI BRIDGE 2025 WINTER
1962年 筑紫野市出身 / 1981年 福岡県立筑紫丘高校卒業 / 1986年 九州大学法学部卒業
1986年 福岡県庁入庁 総務部管財課 出納事務局総務課 嘉穂福祉事務所 総務部人事課勤務
1998年3月 福岡県庁退職
2010年~2017年 福岡市就労自立支援センター勤務(NPO法人福岡すまいの会)
2017年~2019年 公益社団法人福岡県保育協会勤務

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